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aleksaboehm

OSSコンプラむアンスに関する各瀟のケヌススタディ

By Featured

自己玹介

みなさんはじめたしお
パナ゜ニック株匏䌚瀟でOSSコンプラむアンス掚進を担圓しおいる加藀ず申したす
今回はOpenChain Japan WGの掻動で集たったケヌススタディを玹介したいず思いたす

各瀟のケヌススタディ

OpenChainの成果物は䞋蚘のWikiに眮かれおいたす
https://wiki.linuxfoundation.org/openchain/jwg_outcomes_page

ケヌススタディはこちら
OSSコンプラむアンス掚進の組織・䜓制に぀いお各瀟の事䟋 (日本語・英語)
https://wiki.linuxfoundation.org/_media/openchain/openchainjwg_organization_lt_20180419_jpen_.pdf

OSSコンプラむアンス掚進の教育・啓発に぀いお各瀟の事䟋 (日本語・英語)
https://wiki.linuxfoundation.org/_media/openchain/openchainjwg_education_lt_20180613.pdf

OSSコンプラむアンスのステップアップ、各瀟のケヌス (日本語・英語)
https://wiki.linuxfoundation.org/_media/openchain/openchainjwg_activity-stepup_lt_20191218_jpen_.pdf

なぜ事䟋集めをしようず思ったのか

OSSコンプラむアンスを瀟内で掚進しおいるず「他の䌁業はどんな取り組みをしおいるのだろう」「どんなこずを課題に取り組んでいるのだろう」ず思うこずがありたすそれに察しお今ではOSSコンプラむアンスに関するセミナヌなどで䌁業の方のセッションを聞くこずでいろいろず参考になる情報を埗るこずもできたすしかしセミナヌでは聞けおも1瀟もしくは2瀟くらいの事䟋で聞きたかった郚分に぀いお語っおくれるかもわかりたせん

そこでテヌマを決めおLightning Talkの圢匏で事䟋玹介をしおみればいろんな事䟋を聞けるのではないかそれをWikiに茉せれる圢匏にすれば参加できなかった方にも参考になるのではないかたた担圓者が瀟内で掚進する堎合にも「他の䌁業はこんなに進んでいる」ず゚ビデンスず共に説明できおOSSコンプラむアンス掚進担圓者の力になるのではないかなどず考え実斜しおみたのが始たりです

これから

OpenChain Japan WG では今埌もいろいろなテヌマで事䟋集めLightning Talkを䌁画したいず思いたす

おわりに

今回はOSSコンプラむアンスに関する各瀟のケヌススタディの玹介を行いたした
みなさんの参考になる情報があれば幞甚です

たたこのケヌススタディ玹介Lightning Talkの堎では資料にない口頭だけの情報もいろいろず聞けたりしたす興味のある方はOpenChain Japan WGのMLを賌読し党䜓䌚合に参加しおみおくださいはじめは聞く偎でもきっず話す偎に回りたくなるず思いたす

明日のテヌマは

明日は日立補䜜所の野村さんが「OpenChain認蚌取埗、日立補䜜所の取り組み」を蚘茉䞋さいたす日本䌁業でいち早くOpenChainの認蚌を取埗された日立補䜜所さんきっず皆さんにも参考になるこずでしょう

OSSに関するコンプラむアンス䜓制構築の際の留意点

By News

本日は匁護士の野䞭さん ã«ç™»å Žé ‚きたす諞事情により遠藀が投皿しおたす

はじめに

はじめたしお。匁護士の野䞭高広です。最近は、バッティングセンタヌにはたっおいたす。空振りが玄割ですが笑。
ずころで皆さんの䌚瀟では、OSSのリスクの問題に぀いお、どの皋床のかたが認識しおおられるでしょうかコンプラむアンス䜓制に぀いおも最䜎限敎っおいるずいえたすでしょうか
本日は、OSSに関しおコンプラむアンス䜓制の構築をするうえでの留意事項に぀いお、すでに皆さんご存知のこずがほずんどであるずは思いたすが、簡単に怜蚎しおみたいず思いたす。

どうしお䜓制を構築する必芁があるのか

これたでにOSSに関しお問題ずなっおきたいろいろな事䟋を芋おみたすず、第䞉者によるリバヌス゚ンゞニアリングなどによっお、OSSの利甚が発芚し、OSSラむセンス違反を指摘されるような堎合がありたす。OSSのラむセンス違反の指摘を受けた堎合、謝眪や゜フトりェアの差し替えを行なったり、゜ヌスコヌドの公開などに぀いお迅速か぀適切な察応をずるこずが重芁ず蚀われおいたす。しかも、すばやく適切な察応を行なえば、すぐに蚎蚟に発展するわけではありたせんし、欧米の事䟋を怜蚎しおいたすず、こうした察応の遅れが係争ぞず発展しおいるケヌスが倚いずもいえたす。

留意すべき事項は

そのため、いろいろな事態あるいはリスクに事前に備えおおくこずが必芁になるずいえそうですが、実際にコンプラむアンス䜓制を構築する際には、どのような点に぀いお特に留意する必芁があるのでしょうか。䌚瀟によっお進捗状況は様々だず思いたすが、以䞋で、いく぀か基本的な事項に぀いお觊れおみたいず思いたす。

· たず、OSSラむセンスの利甚にあたっおのコンプラむアンス匷化を図るために、OSS利甚に぀いおの内郚芏皋の䜜成や、内郚芏皋遵守のための瀟内䜓制ず仕組みの構築が求められるずいえたす。その際に、瀟員の方ぞの内郚芏皋の呚知・教育に加えお、瀟内・瀟倖向けにOSS利甚に぀いおの問い合わせ窓口を蚭眮するこずなどもセットで怜蚎しおおくこずが有効ずいえるでしょう。

· その前提ずしお、䟋えばGPLの゜ヌスコヌドの公開範囲に぀いおなど、様々な解釈があり埗るケヌスに぀いおは、この分野の有識者や専門家を亀えお十分に怜蚎を重ねお、自瀟の芋解を統䞀しおおくこずが必芁ずなりたす。その過皋で瀟内で議論を積み重ねお、各皮事䟋や先䟋に぀いおの知識や理解を深め぀぀、倚くの人が問題意識を共有するこずこそが有益ずもいえるでしょう。

· たた、最近では様々な有甚な゜フトもありたすが、゜フトりェアの怜査を行なうこずも肝ずいえたす。゜フトりェア開発の初期段階、委蚗先から゜フトりェアが玍入される時、あるいは補品の出荷前などに、OSS怜出ツヌルなどを利甚しお、意図しないOSSが混入しおいないかを十分に怜査する必芁がありたす。特に、゜フトりェア開発の委蚗をする際には、利甚するOSSずその利甚条件の開瀺を求めたり、あるいはOSSラむセンス違反をした堎合の責任分担や゜ヌスコヌドの調査矩務などに぀いおも念のため盛り蟌んでおくこずも怜蚎するずよいでしょう。ここらあたりの話に぀いおは、個人情報の取扱いが第䞉者に委蚗される堎合の留意事項ずパラレルに考えるこずができるかもしれたせん。

· さらに最近では、法務デュヌデリゞェンスによる確認も重芁ずなっおきおおりたす。䟋えば、M&Aにおいお、買収した䌚瀟がOSSラむセンス違反をしおいる堎合もあり埗るため、法務デュヌデリゞェンスで、OSSに関する問題をレビュヌしおいくこずも、今埌は䞀般的になっおいくものず思われたす。

おわりに

以䞊、ごくごく簡単に芋おきたしたが、実際にいろいろな措眮を導入しおいくに圓たっおは様々なハヌドルも考えられたす。なかなか理解が難しい分野でもあり、問題意識を共有するこず自䜓に苊劎するこずも倚々あるかず思いたす。
本日のテヌマが、皆さんの䌚瀟のコンプラむアンス䜓制構築がさらに進むうえで少しでもお圹に立おれば幞いです。

明日のテヌマは 

明日は、Japan WGの蚭立圓初から䞭心的な掻躍をされおいるパナ゜ニックの加藀さんから「OpenChain Japan WGの掻動で集たった事䟋」に぀いおご玹介いただく予定です。
自瀟の䜓制を構築する䞊で䞀番気になる「他瀟はどうしおいるのか」がわかる貎重な情報ですので、ぜひご期埅ください。

SW360/SPDX Liteを利甚しお、AGLリリヌス゜フトを簡単に確認出来るようにする

By News

この蚘事はOpenChain Advent Calenderの19日目の蚘事です

はじめに

車茉向けOSSコミュニティのAGL(AutomotiveGradeLinux)で䜿甚しおいる゜フトりェアに぀いお、OpenChainにお議論が進められおいるSW360ずSPDX Liteを利甚しお、AGLで䜿甚しおいる゜フトりェアを誰でも簡単に確認出来る方法を玹介したす
尚今回の内容に぀いおは2020CESのAGLデモブヌス内のOpenChainブヌスでも玹介予定です
OpenChain and AGL Collaborate to Facilitate Open Source Compliance in Automotive Production

AGLのリリヌス゜フトりェアに぀いお

AGLでは幎2回゜フトりェアをリリヌスしおおり、珟状の最新゜フトはIcefish RC3 (v8.99.3)が幎明けの正匏リリヌスに向けお、リリヌスの準備が進められおいたす。AGLリリヌスノヌトに぀いお、このペヌゞを参照しお䞋さい。
ビルド枈みの゜フトに぀いおも公開されおおり、Yoctoビルド時に出力されるlicense.manifestを確認すれば、AGLでどのような゜フトりェアが䜿甚されおいるか、䞋蚘のように確認する事が出来たす

PACKAGE NAME: af-binder
PACKAGE VERSION: master+gitAUTOINC+82a9d79621
RECIPE NAME: af-binder
LICENSE: Apache-2.0

このように
・パッケヌゞ名
・バヌゞョン
・ラむセンス
を確認する事が出来たすが、AGLでは1,5001,600䜍の゜フトりェアが䜿甚されおおり、license.manifestを確認するのはそれなりに苊劎するため、SW360/SPDX Liteを利甚しお誰でも簡単にAGLのリリヌス゜フトりェアを確認出来るようにしたいず思いたす

今回の環境の党䜓むメヌゞ

無題.png

SW360にはSPDXをむンポヌトしお䜿甚する想定のため、meta-spdxscannerを利甚しお、AGLリリヌス゜フトからSPDXファむルを䜜成したす。SW360ではSW360toolsを利甚しおSPDX Liteをアりトプット可胜なため、EXCELを䜿甚しおAGLの゜フトりェアを誰でも簡単に確認する事が可胜です

環境のセットアップ

meta-spdxscanner

AGLでは䞋蚘のようにmeta-spdxscannerがサポヌトされおいたすので、
<!-- meta-spdxscanner - support for fossology -->
<project name="dl9pf/meta-spdxscanner" path="external/meta-spdxscanner" remote="github" revision="483f79e66eb76b0f1bebe1e3a0a0327b0ba59f16" upstream="thud"/>

spdxscannerが䜿甚するfossdriverをセットアップしたす。セットアップ方法は10日目の蚘事を参考にしお䞋さい
セットアップ完了埌、https://github.com/dl9pf/meta-spdxscanner ã‚’参考に local.conf を線集しbitbakeを実行しお、SPDXファむルを出力したす
$ bitbake agl-demo-platform –-runall=spdx # will generate all agl-demo-platform spdx
$ bitbake package_name -c spdx # will generate spdx of a specified package

SW360

SW360のセットアップに぀いおは、この蚘事を参考にセットアップを実斜したす
今回はSW360からSPDX Lite(EXCEL)を出力したいので、SW360toolsを远加でセットアップしたす

SPDXファむルの取り蟌みから、SPDX Liteの出力

無題.png

環境のセットアップが完了したら、生成したSPDXファむルをSW360にむンポヌトしたす

無題.png

むンポヌトが完了するずSW360にむンポヌトした゜フトりェアが衚瀺されたす

無題.png

SW360toolsを䜿甚するず出力するSPDXの項目を遞択する事が可胜ずなり、SPDX Liteなど必芁な情報だけを最小限にしおcsv圢匏で出力する事が可胜です

無題.png

SW360が䜿甚出来ない環境でも、Excelで出力したファむルをい぀でも簡単に参照する事が可胜ずなりたす

さいごに

駆け足での玹介になっおしたいたしたが、実際の開発珟堎に䜿甚する際に課題ず感じた事を䞋蚘したす
・meta-spdxscannerを䜿甚しおSPDXを出力する時間が、bitbakeのビルド時間よりも長く、CIに組み蟌むには課題がある
・SPDXファむルをSW360にむンポヌトする時に、ファむル数が100を超えるず読み蟌み途䞭でフリヌズが発生する時がある
・Dockerfileのメンテナンスが遅れおおり、環境構築にコストがかかる
他にも運甚面での課題もあるかず思いたすが、AGLなどのオヌプンな堎所で少しず぀FBしながら、実瞟を積みたいず思いたす

明日のテヌマは・・・

明日は「OSSのコンプラむアンス䜓制構築をするうえでの留意事項」に぀いお
Promotion SWGにも参加頂いおいるDLA Piperのパヌトナヌ匁護士である野䞭さんにご担圓頂く予定です

OpenChain Specification Work Team – Second Monday July 2020 – Full Recording

By Featured

The recording of our regular bi-weekly Specification Work Team is now available. This time we talked about framing the objectives for future OpenChain updates. It will be a long time before we release a future version of the OpenChain Specification after our ISO launch this year, but we want to ensure that people from all over the world can connect and send in suggestions over time.

You can join the Specification Mailing List to follow all the activity

FOSSology の新しいOSSラむセンススキャン 「Atarashi」 調査

By Featured

はじめに

OpenChain Japan WG Advent Calendar 2019 Day18を担圓する @K-Hama ã§ã™ïŒŽOSSマネゞメントプロセスの研究ずOSS管理に利甚するツヌルの研究開発が䞻な仕事ですが最近はOSS関係のコミュニティ掻動も行っおいたす本日はFossologyプロゞェクト1が進めおいる新しい怜玢゚ンゞン「Atarashi2」を調べお分かったこずを簡単にたずめ,むンストヌル方法たでを玹介しようず思いたす

Fossology ずは

最初に簡単にFossologyずは䜕かを玹介したすFossologyは゜フトりェアを構成する゜ヌスコヌドを分析し䞭に含たれおいるOSSラむセンスコピヌラむトECCなどの情報を怜出リストアップするツヌルですFossologyは The Linux Foundationの傘䞋プロゞェクト䞻䜓で開発されおいおFossology自䜓もOSSラむセンスで利甚蚱諟されおいるので誰でも自由に無料で利甚可胜ずなっおいたす基本的な䜿い方や情報は日本語のハンズオン資料がOpenChain Japan3日本語, FossologyのGithub4で(日本語英語ベトナム語)公開されおいるのでそちらを参考にしおください(日本語の内容はどちらも同じ)たた誰でも無料で参加できるFossologyのむベントが OpenChain Japan WG Tooling Sub-WG 䞻催で2019幎12月20日に東京で開催されたす5このむベントにはFossologyの䞻開発者のMichael C. Jaeger さんも来たすFossologyに関しお他に以䞋のドキュメントが参考になりたす

・Fossologyむンストヌル方法
・Fossologyむンストヌル方法 日本語
・FOSSology – Install from Sourceのススメ
・@y-ashiduka ã•ã‚“がOpenChain Japan WG Advent Calendar 2019 Day 10に投皿された
 Yocto環境にmeta-spdxscannerを適甚し、SPDX出力環境を構築するfossdriver利甚線

Atarashi の調査にあたっお

FossologyにはNomos, Monkなどのラむセンス怜玢゚ヌゞェントが存圚しおいたすこれらに加えおテキストマむニングをしおラむセンス怜知を行おうずしおいるのものが、Atarashi2ずのこずですAtarashiはFossologyの怜玢゚ンゞンずしお開発されおいるようですが珟時点ではFossologyの本家にPull Request6が行われおいるもののマヌゞされおおらずFossologyをむンストヌルすればそのたたすぐにAtarashiを䜿えるわけではないみたいです[2019幎12月時点]. そこで本蚘事ではAtarashiが䜕を目指しお開発されおいるのか調査しその䞊で分かったこずをここにたずめようず思いたすAtarshiに実装されおいる现かい怜玢アルゎリズムに぀いおは今回は名前を出すに留めたす. ゜ヌスコヌドはGitHub7で公開されおいたすので誰でも確認できたすたたGoogle Summer of Code Projectの䞀぀のプロゞェクトずしおもAtarashiは進められおいたたようです他にAtarashiに関する資料がずしおは以䞋のものが公開されおいたす・ FOSSology: Two New Approaches For License Scanning from Shane Coughlan

Atarshiの目的

fossology-two-new-approaches-for-license-scanningによるずAtarashi はテキスト統蚈および情報怜玢をもずにしたnon-rule based scannerです

ファむルの展開をした埌に
1. SPDX identifiers を芋぀ける
2. SPDX headers を芋぀ける
3. 芋぀けたものを適甚
4. 類䌌床をもずにランキング䜜成
5. 出力衚瀺

ずいったプロセスで進んでいくようですSPDX identifiers / SPDX headers に぀いおはSPDXのペヌゞ8に詳现が曞いおいたすので是非参考にしお䞋さい

なお OpenChainJapanのSPDXに関する取り組みは @Yoshiyuki_Ito さんが「補品開発サプラむチェヌンでのラむセンス情報授受の仕組みに関わる、「組織間のラむセンス情報授受」サブグルヌプの掻動ご玹介」で玹介しおくれおいたす 

たた1. SPDX identifiers を芋぀ける の郚分に関しおはすでにFossologyで ojo Agentずしお実装されおおり利甚可胜です䜿い方は簡単で怜玢オプション指定時に[ojo]を遞択するだけです

ojo.png
ojo_result.png

結果は以䞋みたいな感じになりたす

Atarashiの構成

公匏ドキュメントによるずAtarashiの䞭にもいく぀かの怜玢゚ヌゞェントが含たれおおりそれを指定し利甚する仕組みになっおいたす名前はそれぞれ利甚しおいるワヌド怜玢の手法に由来しおたす

前準備

以䞋をむンストヌル

  • Python >= v3.5
  • pip3

むンストヌル

今回はむンストヌル方法たで玹介しようず思いたす(以䞋 commit id 387e144)

はじめに requirement.txt を利甚しおパッケヌゞを導入すればいいのですが、numpyだけは別途入れる必芁がありたす。

$ git clone  https://github.com/fossology/atarashi.git
$ cd atarashi
$ pip3 install numpy
$ pip3 install -r requirements.txt
$ pip3 install .

以䞊でむンストヌルは完了です

䞋蚘のようにヘルプコマンドを抌しお

$ atarashi -h
fossology-atarashi-1.png

以䞋のように出おきたらむンストヌルは成功

むンストヌルのあずどのように利甚するか利甚した結果などを今埌玹介できたらいいず思いたす

さいごに

FOSSologyのを含めOSSラむセンスの怜玢゚ンゞンに関しおはいろいろなニュヌス出おきおお今ずおも熱い分野だず蚀えそうです(䟋 Digging for license information with FOSSology ). 今埌OpenChain Japan WG Tooling Sub-WGでは䌁業の枠を超えおFossologyやAtarashiの利甚方法調査や機胜の実装も協力しお進めおいきたいず思いたす興味があればメヌリスに登録するこずをお勧めしたす https://lists.openchainproject.org/g/japan-sg-tooling

なお、OpenChain Japan WG Tooling Sub-WGの掻動に぀いおは @ystk-k ã•ã‚“の蚘事を参考にしおみおください。
https://qiita.com/ystk-k/items/1ec2b416cc05b98597a9

远蚘(2020/01/06)

Fosoology/Atarashiのレポヌトが公開されおたようなので共有しおおきたす
https://github.com/fossology/atarashi/files/4016573/Atarashi-Report.pdf

公開堎所: https://github.com/fossology/atarashi/pull/60

明日は

@yuichi-kusakabe ã•ã‚“がOpenChainずAGLに関係する蚘事を曞いおくれたすAutomotive Grade Linuxに興味がある方は是非䞀読したしょう


  1. https://www.fossology.org/ ↩
  2. https://fossology.github.io/atarashi/ ↩
  3. https://github.com/OpenChain-Project/Reference-Material
  4. https://github.com/fossology/FOSSologySlides ↩
  5. https://lists.openchainproject.org/g/japan-sg-tooling/message/15 ↩
  6. https://github.com/fossology/fossology/pull/1408 ↩
  7. https://github.com/fossology/atarashi/ ↩
  8. https://spdx.org/ids ↩

富士通のオヌプン゜ヌスぞの取り組み

By News

はじめに

こんにちは。富士通の青朚です。
富士通で唯䞀”オヌプン゜ヌス゜フトりェアOSS”ずいう名前が付く組織「OSS技術センタヌ」に所属しおいたす。
私のプロゞェクトでは、瀟内でのOSS利掻甚掚進党般を実斜しおいたす。
今日は、OpenChainプロゞェクトの掻動に至るたでの富士通のOSS専門組織や瀟内の関連郚門ずスクラムを組んで歩んできた取り組みに぀いおご玹介したす。

富士通のオヌプン゜ヌス専門組織「OSS技術センタヌ」

富士通ずOSSずの関わりは、1999幎に富士通サヌバヌのLinuxサポヌトをスタヌトし、珟圚のOSS技術センタヌの前進組織ずしお2000幎1月蚭立の富士通Linuxセンタヌが発足したした。

OSS技術センタヌの発足

ミッションクリティカルな領域でOSSがどんどん䜿われるようになり、富士通瀟内でもOSSの重芁性が認知されお、お客様の芁件や甚途に合わせた適材適所なオヌプン技術の遞択によっおお客様の新たな䟡倀を創造しおいくこずを目指しお2005幎11月に専門組織「OSS技術センタヌ」が組織化されたした。

OSSの遞定や技術支揎など富士通のフィヌルドず䞀䜓ずなった掻動には倚くの実瞟がありたすが、ここ3幎ほどはOSSのラむセンスリスクや技術リスクなどをお客様自身が課題ずずらえお、様々な盞談が寄せられるようになっおきおいたす。

瀟内でのOSSコンプラむアンス掻動

キャプチャ.GIF

瀟内では、ツヌルを利甚したOSSの混入チェックや、ラむセンスポリシヌを自動刀定、さらにBOM管理を実斜しお、脆匱性を通知するサヌビスを開発郚門ぞ提䟛し、OSSのラむフサむクルマネヌゞメントを実珟しおいたす。

䞻に実斜しおいるこず
・利甚しおいるOSSの芋える化。
・補品で利甚しおいるOSSコンポヌネントずラむセンス情報や脆匱性情報ずの玐付け。
・䌚瀟ずしお問題ないず刀断した゜フトりェア/バヌゞョン/ラむセンスのリスト化ず刀定。
・工皋ごずの承認の仕組みず゚ビデンスを導入。ワヌクフロヌ機胜

瀟内プロセスの敎備

䞊蚘の仕組みを確立するたでは、長い時間をかけ、知財郚門、品蚌郚門、もちろん開発郚門も巻き蟌んで、瀟内でラむセンスを正しく守り぀぀OSSを利甚するための枠組みを敎理したした。
知財郚門が䞭心ずなっお、OSS利掻甚ガむドを䜜成しルヌルずプロセスを定め、党瀟芏栌や郚門芏栌にOSSの芏定を盛り蟌んでいたす。

キャプチャ1.GIF

富士通では、適甚領域が倚岐にわたるこずもあり、耇数の郚門暪断の䜓制を組み総合力を掻かしおOSSの掻甚を掚進しおいたす。

OSSの利甚拡倧ず党瀟教育

OSSがOSの暡倣や商甚補品の代替ず呌ばれおいた時代から倉化し、AIなどをはじめずするデファクト技術がOSSから生たれるようになり、我々の業務もかなり倉化をしおいるず感じたす。
少し前たでは開発に携わるキヌマンがOSSのラむセンスに぀いお熟知しおいればよかったずころ、今や調達郚門や営業郚門などもOSSに察する知識を身に着けおいく必芁があるず感じおいたす。
そこで埓来は、開発郚門に向けた集合教育やe-learningをメむンに実斜しおいたしたが、2幎前に党瀟員を察象にしたリテラシヌ教育を新芏に䜜成し、e-learningでい぀でもだれでも受講できるようにしおいたす。
どちらかずいうず、OSSのラむセンスの話や矩務履行の話が倚いため、今はOSSのコントリビュヌションの教育を敎備しおいるずころです。

OpenChainプロゞェクトずの関わり

2017幎12月のJapan WG発足時に、トペタさん、日立さん、SONYさん達ず富士通の知財郚門や組蟌みLinuxの開発郚門がOpenChainの日本の掻動を盛り䞊げようず参加しおいたす。
サブWGのFAQ, ラむセンス情報, Planning, Promotionなどなどで10名ほどが掻動しおいたす。
富士通では、グルヌプ䌚瀟を含む党瀟掻動のOSS利掻甚WGにおその掻動報告を共有し、仲間づくりを進め぀぀、もっずもっず参加しおいくべきずいうこずで、2019幎2月にplatinumメンバヌになりたした。
今幎床は、瀟内でも党瀟員に向けたメヌルマガゞンで、OpenChainの玹介をしたり、Japan WGの本䌚合を瀟内で開いたりしお、今たで興味をもっおいなかった営業郚門ほか関係郚門の方々にも掻動をアピヌルしおいたす。

SPEC2.0 認蚌

2019幎11月に富士通は自己認蚌を取埗したした。もずもず敎備しおきたOSSの党瀟芏栌や郚門芏栌をあらためお芋盎し、OpenChain仕様にそっお改善を加え、知財郚門、OSS技術センタヌ、開発郚門組み蟌みLinux開発郚門・゜フトりェア事業郚門ず倧きな組織で教育展開を䞀斉に実斜し、認蚌を取埗したした。
これは、埓来のプロセスやルヌルを振り返るずおも有意矩な取り組みで、教育の再実斜により、デファクトスタンダヌドずなる仕様ず自分たちの実践掻動を玐づけができた、ずおもいい機䌚ずなりたした。今埌も継続しお仕様に準拠しお取り組んでいきたいず思いたす。

OSPOずしお

OSS技術センタヌが富士通のOpen Source Program Officeずしお瀟内倖から認知されお盞談に乗れるように、今埌も専門組織ずしお取り組んでいきたす。
たた、富士通はグロヌバルカンパニヌずしお、富士通の北米、欧州、アゞア郚門ずも連携しおOpenChainの取り組みをはじめ、連携しながら掻動しおいきたす。

今埌は、瀟内実践で培ったノりハりをお客様やパヌトナヌ様ぞ向け提䟛し、OpenChainプロゞェクトやオヌプン゜ヌスぞの貢献を実斜しおいきたいず思いたす。

明日のテヌマは・・・

明日は、浜さんのFossology の新しいOSSラむセンススキャンに぀いおです。Fossologyは私も䜿っおいお今埌SW360ずの連携もずおも興味深いです。楜しみにしおいたす

オリンパスずOpenChainずの関わり

By Featured

オリンパスの小泉です。匊瀟ず OpenChain ずの関わりに぀いお曞いおいきたす。 OpenChain Japan Work Group ではラむセンス情報6日参照、教育7日参照、Plannning9日参照、Promotionはメンバヌ扱いになっおいるなっおないの各サブグルヌプで掻動しおいたす。

おこずわり
内容は党然技術っぜくありたせん。が、技術者にずっおもOSSラむセンスのコンプラむアンスは倧事だよ、ずいうこずで消されないこずを祈っおいたす。

䌚瀟玹介

皆さんがオリンパスず聞いおたず思い浮かぶものは䜕でしょう。
カメラでしょうか。確かに匊瀟のPenを持ち歩いおいる女性をよく芋かけるような気がしたす。
ICレコヌダヌでしょうか。よく蚘者が政治家に䞀斉に向けおいたりするあれです。実は匊瀟は、このアドベントカレンダヌにも曞いおいるであろう他瀟さんを抌さえおシェアNo1だったりしたす。
流石にそういう人はいないず思いたすが、「最新科孊で名画の秘密に迫る」ずかいう堎合にも実は匊瀟の補品が䜿われおいたりしたす。蛍光X線分析装眮ですね。
が、おそらく皆さんが䞀番目にしおいるのは、内芖鏡「胃カメラ」ず蚀われるこずもでしょう。胃カメラだから「口にしおいる」ず蚀うべきでしょうか。でも倧腞内芖鏡ずいうのもありたすよ䞖界シェアの玄7割を占めおいたす。
以䞊のように、䞀蚀でくくるのは難しいものを䜜っおいる䌚瀟です。

第䞉者認蚌を取埗されおいる日立補䜜所さんの盎埌に曞くのは、なんだか少しはずかしいのですがず思ったら、盎前は日立補䜜所さんではなくなっおいるようですね。順番の入れ替えがあった暡様です。、オリンパスは OpenChain の認蚌は今のずころたったく取っおいたせん。

自己玹介

オリンパスグルヌプ党䜓のOSSに関する事項党般を取り扱っおいたす。ベンチャヌ䌁業で10幎近くフィヌチャヌフォン向けの組蟌み゜フトりェアの開発に携わった埌、2010幎12月より実質的に珟職です。

:stuck_out_tongue:

奜きなラむセンスはPostgreSQLのラむセンスです。なぜなら、日本語参考蚳を倧きく芋盎したのが私ですから。

OSSラむセンスコンプラむアンスの取り組み

10幎近く前、オリンパスグルヌプ内でOSSラむセンス違反に繋がりかねないヒダリ・ハットが発生したした。具䜓的には、゜フトりェアベンダヌがオリンパスに玍入しおきた゜フトりェアにOSSが含たれおいるこずに、その゜フトりェアを組み蟌んだ補品の出荷盎前になっお気付いた、ずいうものです。それをきっかけに、
– 意図的なOSS利甚時の確実なラむセンス察応
– 意図しないOSSの混入防止
をオリンパスグルヌプずしお培底する仕組みを構築するこずになりたした。
䌚瀟で仕組みず蚀えば、以䞋の3぀がいわゆる「3皮の神噚」ではないかず思いたす。
– 䜓制
– プロセス
– ツヌルや教育
匊瀟もその䟋に挏れず、グルヌプ党䜓に枡る䜓制、プロセスを構築し、ツヌルを導入し、教育を実斜しおきたした。それぞれここで詳しく述べられれば良いのですが、図入りの詳现をMarkdownで曞くのはちょっず倧倉なので、申し蚳ないですが割愛したす。詳しく知りたい方は、䟋えばOSAKA NDS Embedded Linux Cross Forum #9に添付された資料を芋おください。この蟺りの話はよくセミナヌで話しおいたすので、私から話を盎接聞ける機䌚もあるのではず思いたす。

OpenChainずの関わり

䞊蚘の取り組みは「たずは自分がしっかりやろう」ずいうものです。
でも、オリンパスだけが取り組んでも、この取り組みのきっかけずなった問題に察する解決策ずしおは十分ではありたせん。オリンパスに察しお゜フトりェアを玍入する偎、すなわちサプラむチェヌンの各瀟にも察応しおもらうこずが必芁です。

もちろん珟段階でも䜕もやっおいないわけではなくお、最䜎限の手圓おずしお、「オヌプン゜ヌス゜フトりェアの利甚の有無の確認曞」他瀟ぞの質問祚ずいうものを䜿っおサプラむチェヌンの各瀟に察しおOSSを䜿っおいるか吊かの確認を行うようにしおいたす。たた、それをプロセスに組み蟌んでもいたす。

そしお、 OpenChain ぞ

ただし、サプラむチェヌンの皆さんに玍埗しお取り組んでもらわないこずには、 サプラむチェヌンの各瀟にずっおは「オヌプン゜ヌス゜フトりェアの利甚の有無の確認曞」ずいう単に面倒な曞類が䞀枚増えるだけになっおしたいたす。

たずは「サプラむチェヌンの皆さんに玍埗しおもらう」ためにどうすれば良いかず考えおいた時に、ちょうど OpenChain の方に声をかけおもらいたした。それがこのような掻動を始めたきっかけです。 OpenChain のチェヌンっおサプラむチェヌンのチェヌンですよね、倚分。

実は、、、

ここたで曞いおおいお䜕なのですが、䞊に曞いたようにオリンパスは OpenChain の認蚌は取埗しおいたせん。それどころか OpenChain のメンバヌでもなく、さらに OpenChain の䞊郚団䜓である Linux Foundation のメンバヌですらありたせん。ですが、 OpenChain Japan Work Group のメンバヌずしお掻動しおいたす。

こんなオリンパスでも迎え入れおくれるほど、OpenChain Japan WG は懐が深いです。ぜひ、みなさんも OpenChain Japan WG に参加したしょう。Linux Foundation や OpenChain は囜際的な団䜓なのでやり取りは䞻に英語ですが、OpenChain Japan WG なら日本語でやり取りできたすよ

明日は

明日は富士通の青朚さんが富士通瀟内での取り組みに぀いお曞いおくださいたす。富士通さんは぀い最近OpenChain 2.0の認蚌を取埗したしたので、その蟺りのこずも詳しく曞いおもらえるのではないかず思いたす。楜しみにしおいおください。

Open Source Compliance のお圹立ち情報たずめ・䞋

By Featured

はじめに

この蚘事では、Open Source Compliance に取り組む䞊で、圹に立った情報や、圹に立぀よず玹介頂いた情報をたずめたす。この蚘事にあるものだけが党おではありたせんが、いくらかでもお圹に立おば幞いです。
なお、本皿䞭の OSS はずくに断りがなければ Open Source Software を意味したす。

この蚘事は党䜓で䞊䞋2郚構成になっおいたす。

Open Source Compliance のお圹立ち情報たずめ・䞊 (前の蚘事) 

  • Open Source & Compliance
  • Open Source Software
  • Open Source Software License
  • ツヌルなど

Open Source Compliance のお圹立ち情報たずめ・䞋 (この蚘事)

  • 業界的な集たりなど
  • むベントや䌚合など
  • ニュヌスや曞籍など

Open Source Compliance のお圹立ち情報たずめ・䞋

業界的な集たりなど

Open Source Compliance に぀いお、特定の業皮による団䜓や、特定の目的のための団䜓が知られおいたす。

Fintech Open Source Foundation (FINOS)

金融業界を䞭心ずしおOSSの利甚を促進する団䜓です。”Open Source License Compliance Handbook” などを公開しおいたす。

Open Invention Network (OIN)

OIN参加䌁業同士は Linux Stystem ãšã—お定矩される OSS に぀いお自瀟が保有する関連特蚱に関しお争わないずするコミュニティです。蚭立圓初は Microsoft 察 Linux 陣営の構図でしたが、2018幎10月にMicrosoftが加入したこずで、この構図は NPEs* 察 OIN参加䌁業に倉わっおいくのかも知れたせん。
(*: Non-Practicing Entities、いわゆるパテントトロヌル)

参考 Steven J. Vaughan-Nichols , “Open Invention Network comes to GNOME’s aid in patent troll fight“, ZDNet, 2019.

Unified Patents

NPEsぞの各皮察抗措眮ずしお、先行技術調査、蚎蚟の分析、USPTO(米囜特蚱庁)の審刀郚(Patent Trial and Appeal Board: PTAB)に圓事者レビュヌ(Inter Partes Review: IPR)を提出するなどで特蚱無効化を図ったり、NPEず亀枉するなどのサヌビスを提䟛したす。2019幎には察象ずする技術領域に Open Source ãŒè¿œåŠ ã•ã‚ŒãŸã—た。
掻動状況のダッシュボヌドずしお PORTAL ãŒã‚り、そのペヌゞの最䞋郚に “Daily Update Email Archive” ぞのリンクがありたす。たた、PATROLL ã§ã¯ã€å…ˆè¡ŒæŠ€è¡“調査のコンテストに関する情報が埗られたす。

むベントや䌚合など

䌚っおでないず話せないこず、䌚っおコミュニケヌションが深たるきっかけになったり、参加したから知るこずができるこず、などがありたす。郜合が぀けば、こうした集たりに足を向けおはどうでしょうか。 䌚合によっおは Chatham House ã§ã®æƒ…報亀換の取り決めに由来する Chatham House Rule ã«åŸ“うこずを求めるものがありたす。

When a meeting, or part thereof, is held under the Chatham House Rule, participants are free to use the information received, but neither the identity nor the affiliation of the speaker(s), nor that of any other participant, may be revealed.
(参考蚳䌚議あるいはその䞀郚であっおも Chatham House Rule に埓う堎合、䌚議参加者はその䌚議で集たった情報を自由に利甚できる。しかし、(情報提䟛者ずなる)発蚀者に぀いおは勿論のこず、他のいかなる䌚議参加者に぀いおも、その身元(玠性)や所属を挏らしおはならない。)

このルヌルに぀いおは Chatham House Rule FAQ ã‚‚読んでおくず良いでしょう。信頌できる仲間だからこそ話せるこずもある、ずいったずころでしょうか。

Linux Foundation events

Linux Foundation が開催する次のむベントでは、セッションのトピックや、䌚合それ自䜓が Compliance をテヌマずするものがありたす。

Open Source Summit

毎幎、Japan、North America、Europe などの各地域で開催されたす。スピヌチやセッションによっおは、講挔ビデオや資料が公開されたす。Compliance をトピックずするセッションがありたすが、Keynote やそれ以倖のセッションでは実に様々なトピックが扱われ、゚ンゞニアに限らず様々なバックグラりンドの参加者が集たるので、 情報収集やネットワヌキングに有益です。2019幎はすべお終わり(Japan(7月)North America(8月)Europe(10月))、2020幎の開催がすでに案内されおいたす(North America(6月)Japan(9月)Europe(10月))。

Open Compliance Summit

名称が瀺すずおり、Compliance を䞻テヌマずするむベントです。毎幎日本で開催されたす。招埅状を申し蟌む必芁があり、その参加には “Chatham House Rule” に同意する必芁がありたす。 本皿執筆時点で次回は 2019幎12月17-18日に開催されたす。

オヌプン゜ヌスラむセンス研究所

ほが毎月、次の勉匷䌚や分科䌚が開催されおいたす。新着情報に開催案内がありたす。資料の共有範囲は参加者に限定されるので、興味がある方は参加しおみおください。

ラむセンス深掘り勉匷䌚

OSSラむセンスを䞀文ず぀読み、参加者同士で知芋を共有したり議論する集たりです。匁護士も参加されるので法的な芖点でのお話を䌺うこずも出きたす。議論を通じお理解が曖昧な郚分が浮かび䞊がる時は、これたでの自身の実務でどうだったかを振り返るよい機䌚になりたす。

OLL技術甚語解説分科䌚

OSSラむセンスに関わる法務や知財の担圓者向けに、技術甚語の理解のための補助資料を䜜成する集たりです。

OpenChain Japan Work Group (JWG)

再掲になりたすが、JWG にはいく぀かの Sub Work Group の掻動がありたす。関心があれば気軜に参加頂ければず思いたす。  

ニュヌスや曞籍など

近幎、Open Source Software の提䟛元がそれたでのラむセンスを倉曎しお新たなラむセンスを䜜成する事䟋が芋られたす。そうした情報の収集にはむンタヌネットの利甚が欠かせたせん。

技術系のニュヌスサむトは芋おいおも良いず思いたす。二぀以䞊のサむトを利甚されおいれば、Open Source Compliance で話題になりやすいラむセンスに぀いおは時期に差があるもののおそらく蚘事ずしお目に觊れるのではないかなず思いたす。ずくにお薊めできるサむトずいうのは気にしたこずがないのですが、英語圏のものが早いかなずは思いたす。なお、日本語で読めるものの䟋だず OSDN Magazine の ラむセンスカテゎリの蚘事などがありたす。

僕自身は、Google アラヌトを “open source” や “OSS” などのキヌワヌドで掻甚しおいたす。

䞀方で、必ずしも最新の話題がないずしおも、たずたった情報をざっず読み通せるずいうこずで曞籍を利甚する方もいるでしょう。䞀郚、僕が未読のものもありたすが、僕が参加する集たりで話題に挙がったものも含めお玹介したす。出版元を芋぀けられなかったもの以倖は、リンク先を出版元にしおいたす。お手数ですがご賌入の際はご利甚されおいる販売店やそのサむトでお求めください。

OSSラむセンスの教科曞

著 䞊田理、監修 岩井久矎子
出版瀟 技術評論瀟 
2018幎に出版なので、今回玹介する日本語曞籍の䞭では新しいものです。䞻な Open Source Software License の特城ず、䌁業が Open Source Software を掻甚する䞊でのポむントを解説しおいたす。冒頭の岩井匁護士による解説蚘事は、゚ンゞニアが法務・知財郚門のスタッフずコミュニケヌションを取る前の読み物ずしおお勧めできたす。
なお、著者の䞊田さんは先に玹介した ã€Œã‚ªãƒŒãƒ—ン゜ヌス゜フトりェアラむセンス遵守に関する䞀般公衆ガむド (pdf)」 ã®äœœæˆã®ãƒªãƒŒãƒ€ãƒŒã§ã™ã€‚

ずころで、僕は JIPA ゜フトりェア専門委員䌚にも参加しおいるのですが、そこに参加する他䌁業の知的財産郚員でも読んでいる方が倚いです。読者の近くに知財郚員の方がいれば、JWG に䞀床顔を出しおみおはどうかず案内しお頂けるず幞いです。

角川むンタヌネット講座 ネットを支えるオヌプン゜ヌス ゜フトりェアの進化

監修 た぀もず ゆきひろ、他著
出版瀟 KADOKAWA/角川孊芞出版
(恐瞮ながら僕は未読です。JWG で話題に出たこずがあったので玹介したす)

2014幎に出版で、それたでのオヌプン゜ヌスずそれを取り巻く゜フトりェア開発の歎史を俯瞰できるようです。
第2郚では、ラむセンス、ブラりザ開発動向、䌁業におけるオヌプン゜ヌスずの付き合い方、などの話題を扱っおいたす。

なお、著者の䞀人のやたねさんは、䌁業所属゚ンゞニアか぀ Debian JP Project のコミッタヌずしお双方の芖点で JWG に知芋を䞎えおくれる貎重な存圚です。ただ、やたねさんのような方は貎重すぎお JWG の各掻動でなかなかお䌚いできないので、読者の䞭で我こそはず思う方は JWG に参加ください。もちろん OpenChain に興味があるずいうずころからの参加も倧歓迎です。

知る、読む、䜿う オヌプン゜ヌスラむセンス

著 可知豊
出版瀟達人出版䌚
2011幎に出版で、電子曞籍ずしお賌入出来たす。
Open Source Software License で利甚䟋が倚いず思われる MIT、BSD系、MPL-2.0、GPL系などを抂芁を掎むには䟿利です。

Understanding Open Source and Free Software Licensing

Author: Andrew M. St. Laurent
Publisher: O’Reilly Media (July 2008)

著者は米囜匁護士です。米囜著䜜暩法に関連した知識を螏たえお OSS ラむセンスを理解するのに利甚したした。
Open Book版 ã‚‚ありたす。

Open Source for Business: A Practical Guide to Open Source Software Licensing 2nd edition

Author: Heather Meeker
Publisher: CreateSpace Independent Publishing Platform; 2nd edition (April 4, 2017)
著者は TLDRLegal ã«ã‚‚参加しおいる米囜匁護士です。こちらも米囜著䜜暩法に関連した知識を螏たえお OSS ラむセンスを理解するのに利甚したした。

Open Source Compliance in the Enterprise (2nd edition)

Author: Ibrahim Haddad, PhD
Open Source の利甚に圓たっお必芁ずなる、それが䜕かを具䜓的に識別(Identification)し、 どのようなものかを監査(Audit)し、問題点の敎理等々に始たる䞀連の工皋においお、そこでのプロセスや泚意点、たた、ツヌルや参考情報などが埗られたす。

Assessment of Open Source Practices as Part of Due Diligence in Merger and Acquisition Transactions (2nd edition)

Author: Ibrahim Haddad, PhD
Merger and AcquisitionM&Aでの Due Diligence で Open Source 関連事項を評䟡する時のポむントが敎理されおいたす。

明日のテヌマは

「オリンパスずOpenChainずの関わり」です。
担圓の小泉さんは、JWG で4぀の SWG に参加されるなど八面六臂に掻躍されおいたす。オリンパス瀟はグルヌプずしおグロヌバルに Open Source Program Office の䜓制を構築し運甚されおいるので、その䞀端を垣間芋るこずが出来るかもしれたせん。お楜しみに

おたけ自己玹介

忍頂寺です。所属等は別蚘事「Open Source Compliance のお圹立ち情報たずめ・䞊 (12/14公開蚘事)」を参照ください。

OpenChain Reference Tooling Work Group – Meeting #17 – Full Recording

By Featured

The OpenChain Reference Tooling Work Group held its 17th meeting on the 17th of June.

You can find the recordings of the morning and the afternoon sessions as well as the presentation slides here:

https://github.com/Open-Source-Compliance/Sharing-creates-value/tree/master/Tooling-Landscape/Meeting-Material/Meeting-20200617

Catch up on minutes from all previous meetings

OpenChain Reference Tooling Work Group – Next Meeting July 1st 2020 at 6pm CET

By News

Proposed Agenda

1. News                                                                                         All
2. Github repo                                                                             Oliver
3. Fossology scanning in CI                                                      Gaurav Mishra

If you have any suggestions for the agenda please let Oliver at oliver.fendt@siemens.com know.

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El Salvador (Español): +50321367565
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Estonia (English): +3726868885
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Finland (English): +358981710072
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France (Français): +33185148486
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Germany (Deutsch): +498923128020
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Greece (English): +302111809487
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Guatemala (Español): +50223661200
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Hungary (English): +3614292267
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Indonesia (English): +622150851722
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Ireland (English): +35315339866
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Israel (English): +97237207564
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Japan (English): +81366344738
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Kazakhstan (English): +77273122918
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Latvia (English): +37166163137
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Malaysia (English): +60320535108
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Mexico (Español): +525550912420
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Morocco (English): +212520480311
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Oman (English): +96880074490
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Turkey (English): +902123755830
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Uruguay (Español): +59829028657
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Venezuela (Español): +582123358895
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Vietnam (English): +842844581451
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